手羽先唐揚げ

手羽先唐揚げ(名古屋)

名古屋の味としてその名を轟かせる「手羽先唐揚げ」。さまざまなシーンで登場する「手羽先唐揚げ」は、何本食べても飽きないうえ値段も安い! 

そんな「手羽先唐揚げ」について、ここで少し勉強してみましょう。うみゃ~手羽先はヤミツキだがね♪

手羽先唐揚げとは?

名古屋名物としてお馴染みの「手羽先唐揚げ」は、中京圏を中心に広まった鶏肉料理の1つ。手羽先(鶏の羽先)部分の唐揚げを「手羽先唐揚げ」というが、愛知県周辺ではこの料理自体を「手羽先」ともいいます。

甘辛いタレとスパイス(塩、胡椒、白ゴマなど)で仕上げる「手羽先唐揚げ」は、パリッとした食感やパンチの効いた風味が特色。幅広い世代から支持される「手羽先唐揚げ」は、おかずやサケの肴といったさまざまなシーンで人気を得ています。

手羽先唐揚げの誕生秘話

手羽先

今となっては「名物」と唱えられる「手羽先唐揚げ」も、実は居酒屋チェーン「風来坊」の大坪健庫(創業者)による発注ミスが原因で生み出された賜物。というのも、当時流行っていた「ターザン焼き」に使う鶏モモ肉が手に入らなかったため、代わりに出汁用の手羽先を使ってこの料理を作ったところ意外にも好評。

その後、メニューの1つとして定着し、日本中に広まったのが現在の「手羽先唐揚げ」です。「失敗が功を奏す」とは、まさにこのようなことですよね!

どっちの「手羽先唐揚げ」ショー

さまざまな「手羽先唐揚げ」の店がひしめき合う中、地元名古屋ではある2大勢力が拮抗しています。まず1つは元祖手羽先「風来坊」、もう1つは幻の手羽先「世界の山ちゃん」です。

スパイスの効いた前者に対し、濃いタレが特徴の後者。両者とも全国各地にのれんを構え、美食家たちの舌をうならせています。さて、みなさんはどちらの「手羽先唐揚げ」が好きですか??

手羽先唐揚げを作ろう♪

手羽先

さっそく、名古屋の味「手羽先唐揚げ」を作ってみましょう。色々な作り方がある中、ここではあえて名古屋風「手羽先唐揚げ」のレシピをご紹介します。

このレシピで作る手羽先は、美味しすぎて何本でも食べられますよ♪

手羽先唐揚げ~名古屋風~【材料】4人分

  • 鶏手羽先15本
  • 小麦粉と片栗粉各大さじ2
  • 塩コショウ適量
  • タレ(しょうゆ大さじ3、サケ大さじ1、みりん大さじ2、砂糖大さじ1、白ゴマ適量、黒胡椒大さじ1)

手羽先唐揚げ~名古屋風~【作り方】

  1. 塩コショウした手羽先をビニール袋に入れ、よく揉んで馴染ませる。
  2. タレの材料をボウルに入れ、混ぜ合わせる。
  3. 1に粉(小麦粉と片栗粉)を入れ、全体にいきわたるよう振る。
  4. 170度くらいに熱した油に1を入れて揚げる。
  5. フライパンに2と4を入れ、タレと手羽先が絡んだら「手羽先唐揚げ~名古屋風~」の出来上がり♪

変り種「手羽先唐揚げ」を作ろう♪

手羽先

ただの「手羽先唐揚げ」ではなく、一風変わったものを作ってみましょう。色んな変り種があると思いますが、ここでは手羽先唐揚げ~カレー風味~のレシピを紹介します。

ピリッとした味わいが、何とも食欲をそそりますよ。ぜひ、お試しください♪

手羽先唐揚げ~カレー風味~【材料】4人分

  • 鶏手羽先8本
  • 下味(しょう油大さじ1、サケ大さじ1、カレー粉小さじ2)
  • 揚げ油適量

手羽先唐揚げ~カレー風味~【作り方】

  1. 水洗いした鶏手羽先をふき取り、骨の際に切り込みを入れて下味に10分漬ける。
  2. フライパンに揚げ油(1cm程度)を入れ、鶏肉を入れたらヒタヒタかぶるくらいの揚げ油を追加して中火にかける。
  3. ジュワジュワという激しい泡立ちがおさまり、鶏肉に揚げ色がつくまで(約10分)じっくりあげたら「手羽先唐揚げ~カレー風味~」の出来上がり♪

手羽先唐揚げの食べ方

美味しい「手羽先唐揚げ」も、手で食べることから難点がいくつか・・・。まず、手が汚れる。さらに、骨についた肉がキレイに食べきれない。

そんな難点を克服するべく、ここでは「手羽先唐揚げ」の上手な食べ方をご紹介します。

手羽先唐揚げの上手な食べ方

  1. 手羽先唐揚げの身側を向けて持つ。
  2. 関節部を皮側へ折り曲げて太い骨を出し、肉から押し上げるように離す。
  3. 関節部をちぎり、小さい骨を回転させながら取り除く。

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